Hello world!

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2019年1月1日、東京は雲一つ無いうららかな新春を迎えました。しかしその空を眺める私は、昨年母が言った言葉を思い出します。

「ひどい時代に、なったねえ。」

幼少期、B-29の空襲で街中真っ赤に燃え上がる火の海の中、逃げ回った記憶を持つ母がそう言うのです。よほどひどい世の中に、なったのでしょう。

「真綿で首を絞められるような」と申しますが、目に見えず・あらがうことも出来ない何モノかに、じわじわと追い詰められているような感覚を持つのは、私だけではないかも知れません。

多くの識者が指摘するように、この何モノかは、親にも教師にも上司にもCEOにも退治できません。官庁にも政府にも勇者は居ません。そのような無力な人々がいくら大勢集まって騒いだところで、どうしようもなく勝手に押し寄せてくる、まるで津波のようなモノです。

相手は津波ですから、「俺の言う事を聞けば大丈夫だぁ!」と人寄せする人は、お金が欲しいだけの詐欺師とわかりましたし、部屋に閉じこもり布団をかぶって引き籠もる人が増えるのも、無理のない事です。私もまた、押し流されるしかないのでしょうか?

そうとばかりは、言えないようです。

津波とわかったら、逃げればいいからです。逃げても押し寄せてくるかも知れません。そしたらもっと逃げればいいでしょう。私を取り巻くモノをよく見て、それに応じて最も生き残りやすい形に、自分が変化する。相手に文句を言うのではなく、自分が変わる。

人間に出来るのはそれしかないのだよと、以心伝心で私に教えて下さったのは、武道のお師匠様でした。なるほどと思って自分の日常や、身につけてきたわざ—大したものではありませんが—を振り返ってみると、それが一番効率のいい、やり方であると気付きます。

もちろん100%の生き残り保証などこの世にないでしょう。散歩中に空から建材が降ってくれば、それで終わりです。ですが工事現場に出くわしたら、遠巻きにして歩く事は出来るでしょう。血まみれになって、賠償だの痛いだのと騒ぎながら死ぬ必要もありません。

そんなことを思いながら、このブログを始める事にします。

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