長崎県アカウントのフォロワー強制問題

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結果を報告って…それ強制でしょう

児童生徒に人権がなかったのは、私の世代までと思いきや。

「フォロワー獲得やりすぎ?学校“介入”に戸惑う生徒」
長崎県立高校に通う3年生から「あるSNSページをフォロー(登録)するよう学校の先生から言われているんです」と困惑の声…高校卒業予定者に対して、今後も地元と関わりを持ってもらおうと長崎県が開設したアカウント「つながるナガサキ」…。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190218-00010000-nishinp-sci&p=1

引用元記事からは、「強制でない」と言い訳に必死な調子が読み取れます。しかし

県と県教育委員会は…各公立高に…文書を送付し、卒業予定の生徒にフォローを指導するための教員向け手順書も添えた。3月15日までに何人のフォロワーを獲得できたのか、その数を取りまとめて高校教育課に報告するよう各校に求める内容だ。

とあっては、強制と言わざるを得ないでしょう。しかし役人のこの手の行為は、どんなに長期間、どれほど激しく指弾したところで「蛙の面に小便」で、何の変化もありません。それもそのはず、人間は公務員ならずとも、怖くないものに決して従いはしないからです。

しかし今回、生徒諸君もさるもの。

今春の長崎県内の公立高卒業予定者は約8700人だが、フォロワー数は195人(16日現在)。

やるじゃん!

役人と「私は間違っていない」病

さて今回の責任者のお一人とおぼしき人は、新聞社の取材に対し、

県若者定着課の原口修課長補佐は「若年層の地元回帰に懸ける私たちの思いが強すぎた。戸惑いの声が上がっているのなら、やり方の再検討が必要かもしれない」と話した。

とおっしゃってます。「思い」とか「必要かも知れない」とか、まるで自分が悪いとは思っていませんね。役人のこういうところはちっとも変わらず、ずっと変わらないに違いありません。なぜかって? 同情していいのですが、役人は間違いを認めたとたん。

よってたかってヤキトリにされるからです。組織とはは面白いもので、身内は徹底的にかばいますが、一旦排除すると決めたら手のひらを返したようにむごくなります。これは官公庁に限りません。どんな小さな組織でも、同じ現象が日本全国で見られます。

いや日本に限らず、人間とはそういう生き物なのでしょう。しかし同時に、この手の組織の不条理で、悩まされたり病んだり、果ては自殺したりする人は、毎日のように後を絶ちません。刃物男のたぐいだって、元をたどればたいていはそうです。何とかならないのでしょうか?

AIは仕事を奪うか救世主か

おそらく人間が人間だけで社会を作っている以上、この問題は解決されないでしょう。組織の不合理を突き詰めれば、構成員の欲望が原因だからです。しかし欲望のないAIが、組織を構成したらどうなるでしょうか? 少なくとも「ワシだけは助かりたい」役人は出ないでしょう。

どうも私の目には、世の中の不幸のほとんどが、「役人的な人間やその組織に頼らないと生きていけない」事にあるように見えます。だったらさっさと、役人からAIに置き換えてほしいところです。しかし多分、官公庁のAI化は社会の最後でしょう。役所には権限があるからです。

きっとそれをフルに発揮して、AI化を阻む事でしょう。「あなたがた、そんなに有能なら、なぜ今までの仕事でそうしなかったの?」と言いたくなるようようなけしきが、もうすぐ見られるかも知れません。もちろんこんな駄文を書いている私も、無関係ではないでしょう。

AIはすでに、生身の人間と区別できないような文章を、すでに書けると言いますから。

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