サメ鮫さめパクッ!

この豚のソテーに見えるものは、モウカサメの竜田揚げで、切り身のパックから取り出して、両面にさっと塩胡椒を振ったあと、そば粉をまぶし付けてフライパンで焼くだけという、大変お気軽でしかも美味しい一品。大きさはほぼ豚ロースと同じ程度。

そして安売りの豚ロースと同程度に安く、二枚で¥300行くか行かないか、しかも厚みは豚よりある。白身の上品な味で、ちょっと水っぽいかなとは言えるけれど、中まで火が通った程度で焼き上げれば、ほろと柔らかく、堅焼きしてもそれはそれで美味しい。

いったいに魚は肉より高価だが、モウカサメは値が安い。サメと聞くとアンモニア臭がきつそうだが、不思議にこの魚はそれが無く、まるで鶏肉のような淡泊な味わい。そして歯ごたえはしっかりある。あまり食べる地域が少ないから、知られていないのだろうが美味しいのだ。

新鮮な鮭の切り身を油焼きにすると、まるで高級な獣肉のような食感がするものだが、お魚関係ではよく参照するこちらのサイトでも、モウカサメは星三つの「美味」になっている。中国山地の山間や、関東だと栃木県で、かつて食べられる数少ない海魚がサメだったらしい。

腐敗し始めるとアンモニア成分が出て、それが却って腐敗をそこで止めるからだそうで、海沿いの人なら「なんでそこまでして」と思ったのだろう、だから需要が少なく安くて済んでいるのかも。上記サイトによると「気仙沼に大量に水揚げされている」とあるのも一因かも。

新鮮な海産物でも海獣の類は、それこそ臭いがきつくて真っ黒になるまで煮染めないと食えたものではない。そしてそれでも美味しくない。昔、知床のとっ先にあるトド猟師の家まで食いに行ったことがあるから保証する。食わず嫌いは人生の損だが、美味しくないものもある。

私は食の好き嫌いがほとんど無い方だし、基本的に出てきたものは文句言わずに完食するが、だからといってゲテモノ食いではないし、粗食を見せ物にする趣味も無い。ただ好奇心と手仕事のままに、美味しいものを追い求める楽しさは、さほど負担無く出来ると思っている。

だからこそ、こういう偽善は嫌いでもある。生き物を、馬鹿にしている。

偽善©宮崎駿

自分だって、毎日焼いたり煮たり磨りつぶしたりして、生き物を食べているくせに。

それに、呼吸のたびに人間は微生物を万単位で殺している。無知にも程があるものだ。上念司氏によると、その成果だけはしっかり受け取っておきながら、自分は無罪のふりしてエコロに走る者を、世田谷自然サヨクと言うそうだが、この氏のやることにもその「においだ!!」

かつて震災の際、氏は痔ぶりの事務所にでかでかと、自然エネルギーだけで作品を作りたいとか何とか垂れ幕していた。本当にエコロをやるなら、氏も含めて人間が一人もいなくなるのが一番なんですがね。映写機のワット数がいくらと思ってなさる。私立文系バカにも程がある。

私立文系バカとは私のように、高校程度の数学も分からないのに、偉そうに説教する者を言う。すさまじく頭が悪いから、物事の根源とその行く先が分からない。分からないから恥を知らない。感情だけでしか判断できない。間違っていると道理物理を言われても受け付けない。

クジラとかでテロに走る外人とか、植物偏食者を見物してもそれを思う。もちろん生物の多様性は人間を守る。それとは別に、そういう者の押しつけがましさは、財産の多寡に関係なく、自信のなさに起因する。自信があれば他人は関係ないし、害があれば追い払えばいいのに。

ま、つまらないことは忘れて、有り難くサメを頂くとするか。それでは、いただきます。

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