そうか3.11だ

先ほど交番の前を通りかかったら、だらしなく日章旗が掲げてある。近寄るとだらしないのではなく半旗と分かった。へぇ、一体誰が死んだんだろ、とうかつにも思い、陋宅に帰ってググると3.11だと気付いた。罪のない大勢の人が亡くなっても、私にとってはこんなものだ。

あの震災では、知人縁者は一人も犠牲にならなかった。そして知らない人には同情の方法が無いと諦めてもいる。しかし被災地の様子は馬仲間の自衛隊員に聞き、あまりの悲惨さを思ったこともある。あるいは旅先で一夜の宴を共に楽しんだ人の中に、犠牲者がいるかも知れない。

だがその当否を確かめる術はない。確かめた所で何一つ出来ない。あの時流行った、同情を見せ物にする趣味も無ければ、お他人様の冷淡に怒る振りをする元気もない。全てはもう過ぎた話だ。今自分が生きている奇跡の方がよほど大事で、それをありがたく思うとしよう。

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