くしゃみ鼻水鼻づまり

今のところ、風邪にもインフルにも頃名にもやられていない。有り難いことである。しかし花粉がやって来た。昼間のくしゃみも困るが、夜中に起こされてそのまままんじりともしない、というのは頂けない。不眠は免疫をガタガタにもする。そこで例年通りの手を打った。

特殊な道具は要らない。特殊の薬剤も要らない。


コップに生理食塩水相当の塩ぬるま湯、アズレン(カモミールの成分)系のすっとするうがい薬を数滴。これを、鼻から飲む要領で鼻孔に満たす。上を向いたりする必要は無い。理の当然で口腔から出てくる。それを何度か繰り返す。終える頃にはつまりも不快感も消えている。

抗ヒスタミン剤の類は使わない。そもそも体にイカンものが入ってきたから炎症が起きたので、炎症だけ止めてもイカンものが溜まる一方だろう。掃除しないでトイレに芳香剤を据えるとか、洗濯しないで消臭剤の類を衣類に振りかけるようなものだ。よいとは思えない。

ニオイは元から絶たねばならんのである。むかし下着のニオイが中々取れなくて悩んでいたが、湯で洗濯するようになってから一発で解決した。脂はやはり温度で溶けやすい。アメリカ人は熱湯で洗濯したがると聞いたことがあるが、それは理に叶っている。ヨーロッパも同じ。

森薫画伯と村上リコ氏の『エマ・ヴィクトリアンガイド』によると、19世紀ロンドンのお屋敷では、衣類は鍋で煮て洗っていたという。話を花粉に戻すと、鼻を洗い終えた後は、鼻くそをほじる要領でまんべんなくメンソレを塗りたくっていく。これは夏井先生のサイトで知った。

ケガの湿潤治療の提唱者でもある先生だけに、直伝ならばワセリンを塗る。何でも花粉が鼻の入り口で捕らえられるようになり、入り込む数が減るのだそうだ。私がメンソレを使うのは、手に入りやすさと爽快感からに他ならない。以上でマスク無しでおおよそ半日は保つ。

花粉にマスクした所で焼け石に水とよく分かる。ガスマスクでもかぶるなら話は別だが、頃名に無効と言われるのと軌を一にしている。気持の問題でしかない。だがそれにはしゃぎ回ってマスクの人を、「バカだ、バカだ」と公共の電波で言い回る地方公務員の男はみっともない。

おそらくマスクでは、有意な効果は認められないのだろう。だが発散は防げるし、それに何より、普通のインフルとかに対して湿潤効果があり、そちらには効果があると聞く。頃名も大変だがインフルも大変で、毎年の日本の死者は実は1万人だそうだ。騒ぐに値するのでは。

頃名に騒ぐのであれば。『もやしもん』でもネタになっていたが、除菌除菌と言い回る前に、菌が醸されるような培地を作ってはイカンのだ。マスクもそうで、少しでも気に入らないと排除、という、因習に凝り固まった山奥の村八村みたいなニオイがするから付き合えない。

かつて『マルサの女』で描かれたように、都市に住もうと日本人は「みな村人」なのだろう。しかし遠く異朝をとぶらえば、アメリカの銃社会がまともとは思えないし、今回の頃名でヨーロッパもたいがいだと判明した。いわんや後進国をや。まだポンニチがまともではないか。

今のところは。なおアール・ミンデルが花粉症についてどう言っているか引用する。

ストレスが花粉エネルギーを悪化させることがある。この症状に悩まされている人は多いが、Bコンプレックスを一日二回、パントテン酸1,000mgを一日三回、ビタミンC(抗ヒスタミン作用がある)1,000mgを一日三回、それに加えてMSM(メチルスフォニルメタン)1,000mgの錠剤を一日に三回摂るようにすれば助けになる。(『ビタミン・バイビル』)

『ビタミン・バイビル』は私立文系バカにとって数少ない栄養学の参考書だが、かといってミデルの言う通りにするつもりはさらさらない。試してみて「効かねーじゃねえか」と思うレシピがいくつかあるからだ。そもそも、抗ヒスタミン作用は私の求める所に反している。

特定の食品が健康や病気に与える影響を評価するのは、かなり難しいことです。特に長期的な影響を調べるには、当然ですが、長い時間がかかります。酢納豆のように急に流行した食品(食べ方)については、何もわかっていないと断言できます。

ついでに言えば、食品(安全が確認されている食べ物)が健康や病気に与える影響は、もしあったとしても、多くの人を長い年月をかけて観察した研究でやっと差が出るか出ないかの小さなものでしかないのが通常です。

https://president.jp/articles/-/29998

だいたい、そんなところではなかろうか。フードファディズム(食の機能に対する熱狂)はアホらしいと思うし、騙して儲ける世間師は憎らしいと思うが、その両方をバカ呼ばわりする地方公務員は幼稚だと思う。言う者は知らず知る者は言わず。事実はそっと語ればそれでいい。

そして聞く人だけが聞けばそれでいい。そうでしか、ありえないのだから。

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