うまいものは朝から

先日記した基本レシピをもとに、ここ最近は毎朝だいたいこのような食事を頂いている。

食べ終えたら小さい器から順にお湯で洗い、それに粉茶を溶かして飲む。十年来続けている禅坊主の猿真似だが、つゆいたづら無き食事は自分の趣味にも合致する。

  • お粥(燕麦または大麦・鳩麦・ソバ粉・とろろ・ニンニク粉・酒粕・干しかぼちゃ・卵)
  • 温汁(味噌または酒粕と塩麹・切干大根・キクラゲ・ひじき・高野豆腐・ウコン粉)
  • 冷汁(トマトジュース・亜麻仁油・ビール酵母)
  • 酢ノ物(ワカメ・胡瓜漬・黒酢・ガラスープ)
  • 香ノ物(白菜漬・ザーサイ漬・沢庵・梅干)
  • ふりかけ(塩昆布・すりごま・粉鰹)
  • 納豆

眼目の一つはトマトジュースと卵とトロロと納豆を除き生鮮食材が必要ないことで、後は全部乾物か漬物か穀物。卵は常温で保存できる数少ない動物性タンパク。とろろは摺り下ろした冷凍品を買ってきて、一度解凍して大きめの氷皿で一回分のキューブに再凍結させておく。

酒粕と塩麹も発酵を気にしなければ、常温で保存できる。晩に甘酒としても頂くから、たいていはその前に使い切ってしまうが。納豆も常温で保存可能、あまり長く置き乾燥すると青カビが生えることがあるが、青カビに大した毒性は無いから、食ってしまっても構わない。

お粥の穀物は、粒燕麦を使う場合はあらかじめ数合をご飯に炊いておき、これも氷らせて一回分のキューブにする。というわけで毎朝の調理はただ鍋に火を掛けるだけで済む。押し麦を使うなら事前に炊く手間も要らない。鍋に付いた糊分は、汁の調理時に溶いて含ませる。

粒燕麦の利点は安いことで、飼料用でしか売っていないが、普通のオートミールは高すぎる。加えてここだけの話、お粥にする前の炊いた燕麦メシはたいへん美味しい。唯一の欠点は飼料用ゆえに、もみすりが十分でないことで、事前に取り除くか頂きながら出さねばならない。

その他のものは既製品を買うか、食材が安いときに大買いしてせっせと漬けたり干したりする。逆に言えば安くないときには買わないから、結局安くて美味しいものが毎日頂けることになる。経験上、朝食さえ確かなものを頂けば、あとは抜いてもいい加減でもかまわない。



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