本日の改訂から

君子疾夫舍曰欲之、而必爲之辭

訓み下しには諸説ある。世間でまかり通っている一例として、戦前の馬鹿者帝大総長、服部宇之吉の読みを示す。

服部宇之吉
君子くんしは、これほつすとふをいて、かならこれことばつくるをにくむ。( 國譯漢文大成經子史部第一卷 四書・孝經『論語』)

現代日本語に置き換えてみようか。

君子は、あの、これが欲しい、と言うのを隠して、必ずこれの言葉を作るのを憎む。

何を言っているか全然分からない。「あの」「この」「これ」の指示代名詞の内容が分からないし、語順も滅茶苦茶だ。多くの論語本がこの部分を、分かったような振りをして誤魔化している。まず句読が間違っている。

君子疾夫、舍曰欲之、而必爲之辭

この部分はまず、「君子は憎むものですよ」(君子疾夫)と言い、何を憎むかと言えば、「…という言葉」(之辭)となる。その言葉の内容が、「それが欲しい、と言うのを隠して、絶対にしなければならない、と主張する」(舍曰欲之、而必爲)に他ならない。

https://hayaron.kyukyodo.work/syokai/kisi/post-12870.html



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