本日の改訂から

もちろん帝国陸海軍にも良識派はいた。村上兵衛は戦時中、陸軍幼年学校の恩師で、陸軍きっての数学通の将官に、この人なら大丈夫だろうと「このいくさは負けではありませんか」と聞いた。憲兵に聞かれたら即拘束される会話だったという。だが恩師はこう言ったらしい。

「敵は腹中に入った。これは叩き潰す好機だ。」数学が出来た良識派でも、官僚組織の歯車になるととたんに頭が悪くなってしまう。組織が本質的に持つ愚昧化作用、客観的にものを見ることの困難さ、怒濤の中で自分を保つことの貴重さ、いろいろなことを考えさせられる。

https://hayaron.kyukyodo.work/syokai/gakuji/009.html



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