光熱費の高騰に仰天する今日この頃、昨年から暖房というものをやめた。加えて今冬は電熱の足温器も使わないことにした。代わりに背中・お腹・腰、それと百均で買った、左右一緒になったスリッパの親分みたいなのに、ハクキンカイロを計四個仕込んで蒙古蒙古の格好をする。
蒙古蒙古のキモはいくつかあるが、ふくらはぎを自作のスパッツで分厚く覆い、靴下にはさらにラクダ毛のを上履きする。室内用ダウンシューズを履くこともある。ラクダ毛は羊毛より高価だが上位互換で、汗が籠もらず保温性はより高い。とりわけ冬の寝具には素晴らしい。
就寝時、部屋暖房も床暖房も必要ない。
カイロも寝る間は要らないので18時間運転、燃料を一斗缶のホワイトガソリンにすれば、四個で30日あたり1062円ほどで済む。火口の寿命があるからランニングコストは燃料だけではないが、発売元が1シーズンごとに交換しろと言うのは、経験上2、3シーズン使えると思う。
冬の燃料費と言えば風呂の沸かし料も大きいが、シャワーでいいならケロ道具で沸かした湯を野営道具で浴びれば済む。ただしさすがに寒いので工夫が要る。そこで足湯で暖まってから浴びるという手がある。これは現在、実践しつつよい方法を模索中。