鈴木首相がポツダム宣言受諾のために駆けずり回るのを、昭和テン丿ーは他人事と眺めて地下壕でオートミールに舌鼓を打っていた。連日連夜撃ち殺され焼き殺される日本人が悲惨な数に上ってもぜんぜん気にしなかった。ところがソ連軍が朝鮮国境を越えると、別人のように終戦を急がせた。
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「史料」は常に、現体制に都合の良いものしか公開されない。テン丿ーにはちょう●人のあるじである自覚はあっても、日本人の長であるつもりは全く無く今も無いと考えた場合、説明が付く事柄が多すぎる。そして日本史史料の半分以上は、漢文と書き下し文で書かれている。
ゆえに公開された漢文すら読めない者と、日本史を論じるのは不可能だ。