十円頂戴


今年から改めたことの一つに、通販はともかく対面の買い物では電子決済をやめ、現金決済にしたことがある。主目的は硬貨、特に十円玉を蓄えることだ。小生は別に円が紙くずになるとは思っていないが、硬貨の金属に生活上の機能を求めている。

銅の殺菌効果は素晴らしく、一円玉を除けば日本の硬貨の主成分は銅で、含有率は十円玉が一番高い。この十円玉を、水回りや加湿器、水冷式空調機の水腐敗抑制に使っている。飲料水向けには、以前純銀の棒を買って使ってきたが、銅は十円玉の方が手っ取り早い。

今の銅相場では地金の方が安いのだが、入手の手間に加えて、硬貨なら現金としてそのまま使える。銅の殺菌効果については疑問を持つ人も多く、生け花の器が銅なのに、夏場だとあっという間に水が腐るという。それは生け花という消化物があるからだ。

水冷式空調機も、チリやホコリを含んだ部屋の空気をガンガン水に通すのだから、銀ですら水の腐敗を防ぐのは困難だが、抑制は出来る。銅も同様で、厨房や洗面台の排水カゴに藻が生えにくくなるし、手洗いの溜め水や消費一方の加湿器の水なら効果はてきめん。

もちろん使用前に、十円玉をクレンザー入りの水でかき回して物理的に洗い、サンポールを使って化学的にも洗う。だが硬貨を手に入れるのが、現在では難しくなった。以前は銀行に両替機があって、誰でも制限なしでジャラジャラと好きな硬貨に換えることが出来のだが。

今の銀行は枚数制限や口座名義人に限った上で、ちょっとでも多いと手数料を取る。なるほど法令上の銀行は「両替商」だから、本卦帰りしたまでだ。

アントニオ古賀 十円チョーダイ! 1971



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