アンドンにしかならない

よわい13年を超えたメイト君の前カゴが、さすがに錆びすぎてどうにもならなくなったので取り替えるついでに、いつか付けよう付けようと、長年買い置きしっぱなしになっていたフォグランプのガワを取り付ける。右直事故はバイクの側で自衛しないとどうにもならんので。

だがすでにナビやドラレコなどいろんなものが付いているから、電源は別に考えないといけない。さいわいにも結線図を見てみると交流の灰色線がACマグネトーから出ていて、グリップヒーターに給電される、ことになっている。

だが実際には納車時から、灰色線は空きだった。おそらくヒーターの効きが悪いから、お店があらかじめ別の結線にしたんだろうと思っていた。しかし給電先が無い電力が、宙ぶらりんではもったいないと思い、いつかランプを増設しようとたくらんでいたわけ。

んで取り付けて結線してタマをねじ込むと、哀れなほどにしか光らない。バルブをLEDに変えても大して違わない。それで電圧を測ってみると8Vしかない。故障かなとお店に聞くと正常とのこと。交流だからLEDだと半分しか発光しないわけで、電光変換効率もこれでチャラ。

すでに旧車の部類に入りつつある馬だから、交直取り混ぜ以外にもいろんな電圧があるらしい。ともあれ古~いカブなんかに付いている四角い手元灯、いわゆるアンドン程度にしか光らず、昼間はまさに昼行灯なのだが、付けちゃったもんはしかたがない。



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