ハンバーグとフリーレン

最近ハンバーグ作りに凝っている。実に単純な動機で、先頃記した『葬送のフリーレン』の作中、主人公と旧メンバーのドワーフが作っていたハンバーグが美味そうだったからだ。

主人公はエルフだけに美形で魔法も強い(長寿だから経験値が高い)が、「年上のお姉さんが好き」と公言する現パーティーメンバーのおっさん僧侶に、「こんなのお姉さんじゃない」と「こんなの」呼ばわりはされる、投げキッスをしても呆れられるという残念エルフだが。

一度だけエプロン掛けて、いつも女性連にいじめられている戦士の男の子にふるまっていた。

さてハンバーグには挽肉だけは欠かせないが、あとはあり合わせで何とかなる。陋宅には干しニンニクのチップが常備してあるし、ザワークラウトを具にしてもよい。今日はキャベツが安かったので葉は漬けたが、芯をみじん切りにして具に混ぜた。

あとは卵一個、ソバ粉か小麦粉大さじ二杯ほど、ターメリック大さじ一杯、クミンまたはコショウを適量。そして塩麹大さじ二三杯。これをボールに入れてしゃもじでよく捏ね混ぜ、一時間ほど放置しておく。塩麹の効果だろうか、安物米国産挽肉だろうと美味しく頂ける。

いやそもそも、命を頂いているのに安物呼ばわりとは罪深い。ああ。



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