文明の利器

容器が手に入ったので、先日買ったニンジン4袋を漬けたのだけれど、今までは手動で、タワシで洗いシャコシャコ千切りしていた。苦痛だしいいかげんくたびれたので、電動バケツで洗いフードプロセッサーでみじん切りして漬けることにした。あっさり終わった。

要は雑菌を防ぎ素材由来の望ましくない酵素を失活させればいいのだから、ニンジンの場合は刻んで容器に詰めて酢にひたせば十分。今までの千切りでも、1年以上常温で保存しても鮮やかな色が残っているし、食べてもぜんぜん問題ない(個人の感想です)。

作業しながら過去を思った。小生は戦中世代の親や教師に、「欲しがりません勝つまでは」「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」式の、マゾヒズムそのものに価値があるという価値観を強制され擦り込まれた。温水器に十分湯があるのに、真冬の屋外で水で菜洗いさせられるとか。

サドられた者はサドになる道理だが、その頂点にいるろくでなもない権力者だけが人を食い物にする価値観には、もう付き合えない。戦地や国内で毎日大量に無残に死ぬ人々がいたというのに、戦中も向島の色街は政治家や高級軍人、中央官僚向けに営業を許されていた。

本当に、戦争なんてろくなことがない。



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