矣(イ)
日本古語では、大雑把に言って勝手にそうなった物事に「ぬ」、そうしようと意図的にした事物に「つ」を用いる、と説明される。孔子も好き好んで老いぼれたわけではなかろうから、「つ」より「ぬ」の方がふさわしいと判断した。
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる(藤原敏行)
秋が来たのも「おどろ」かされたのも、勝手にそうなったのであって敏行のせいではない。
私立文系バカ、九去堂のブログ。「生きてるうちに笑え!」
矣(イ)
日本古語では、大雑把に言って勝手にそうなった物事に「ぬ」、そうしようと意図的にした事物に「つ」を用いる、と説明される。孔子も好き好んで老いぼれたわけではなかろうから、「つ」より「ぬ」の方がふさわしいと判断した。
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる(藤原敏行)
秋が来たのも「おどろ」かされたのも、勝手にそうなったのであって敏行のせいではない。