
本日の改訂
…『水滸伝』に、当代きってのランナー、神行太保戴宗がいるが、地方の牢屋役人をしていた。役人と言っても軍人と並び最下級で、科挙合格者の...
私立文系バカ、九去堂のブログ。「生きてるうちに笑え!」
…『水滸伝』に、当代きってのランナー、神行太保戴宗がいるが、地方の牢屋役人をしていた。役人と言っても軍人と並び最下級で、科挙合格者の...
…中国人は権力者でも、自分が生まれながらに尊貴だとは思っていない。だからワイロを貰ったら、その分はキッチリ仕事をする。対して日本人は...
…困った日本の朝廷は、玄蕃寮という役所を作り、東北地方に住む人々を服属する異族と見なしてお茶を濁したが、それでも足りないとみて、遣唐...
もし現代日本人が、同様にひどいことをしてはいけないと知っているなら、その発祥は孟子の出任せにあるかもしれない。偉大な出任せだった。孟...
…孔子ははっきり言っていないが、人間には未来が分からない。地球上で上から石を手放せば落ちるという程度の未来しか分からず、社会がこの先...
…司馬遼太郎は現地に行って、「馬を励ます歌」だと書いた。すると中国を襲撃した北方遊牧民は、太古の昔からこういう歌い方をしていたのかも...
…それまでにも、春秋の軍隊に歩兵がいないわけではなかった。『春秋左氏伝』で「卒乗」とあるのは、「卒」”歩兵”と「乗」”戦車兵”の総称...
…これは古代中華文明が築造技術で劣っていたと言うよりも、多分に地球物理的要因による。セメントは消石灰と火成岩の一種を混ぜて作るのだが...
…試験秀才が馬鹿になるのは、世間という元データに当たらないことにあり、勝手な思い込みが思い通りいかないと、全部他人のせいにする。だか...
…日本人は西田幾多郎や真っ赤な連中のおかげで、わけのわからない事を書く者を詐欺師と見なしてよいという知恵を獲得したが、とりわけ文系諸...